【㈲三友】独自の仕入れと入荷情報の見える化で、クラフトビールファンが集まる店作りへ

◆相談者について

㈲三友(酒のスーパー マックス) 様

㈲三友さんは、昭和54年に食品スーパーとして創業後、酒屋「酒のスーパー マックス」を開店。店長である日名田さんを中心にお店を営業されており、仕入先なども一から開拓されてきました。これまでのお客様の多くは50~70代の男性常連客が中心ということでした。

 

◆相談の背景

日名田さんは、2020年7月に売上向上に向けて今後どのように展開していくべきかと、ヒミビズにお越しになりました。店を構える柳田地区には、近隣にドラッグストアやスーパーマーケットが多数進出してきており、酒の販売環境が激化していることに悩みを抱えられていました。

◆ヒミビズからのご提案

オーナーの“目利き力”を活かした入荷情報の見える化をサポート

日名田さんのお話をお伺いするなかで、仕入先は独自に開拓しており、県内でも人気の日本酒や、ウイスキー、クラフトビールの取り扱いをしているということがわかりました。特に、クラフトビールについては、東京でも入手が困難といわれている大人気クラフトビール「UCHU BREWING(うちゅうブルーイング)」の取り扱いもされていました。

一方で、日名田さんの目利き力を活かしたユニークな商品の入荷情報は、情報発信をほとんど行われていませんでした。そこで、お店で取り扱っている商品の見える化を図るため、InstagramやFacebookのアカウントを作成し、情報発信に取り組むことをアドバイスさせていただきました。

(Instagram)

◆支援成果

“県内・外”からクラフトビールファンが集まる注目のお店に!

それからは、国内だけでなく、海外のクラフトビールの仕入れにも注力。セレクトされたユニークな商品の数々をSNSで発信し続けたところ、これまでの客層とは異なった20〜40代のクラフトビールファンが来店されるようになりました。ファンの方からヒアリングし、また新たなビールを仕入れて販売することを繰り返された結果、現在では約110 種類以上のクラフトビールを取り揃えられています。


(個性豊かなクラフトビールを多数販売)


(店内には、クラフトビールの空き瓶がずら〜っと飾られています)

富山市や石川県金沢市からわざわざ毎週来店される方や、遠方では新潟県や長野県から来店される方もいらっしゃるそうです。北陸地方で有数のクラフトビールが揃う店として注目されるようになりました。

その後も日名田さんは、県内事業者と連携したイベントを多数企画・開催されているほか、2022年7月にはクラフトビールファンと一緒につくる、店オリジナルクラフトビール「みんなでビール」を製造されるなど、続々と新しいチャレンジに取り組まれています。


(CAMP&RUN&BEERイベント開催の様子)


(ビアスタイルやラベル、ネーミングなどクラフトビールファンといちから考えて作られた「みんなでビール」)

ヒミビズでは引き続き、㈲三友さんのチャレンジをサポートしていきたいと思います!

◆事業者概要
㈲三友
・住所:富山県氷見市柳田1338
・TEL:0766- 91-1952
・HP:https://sake-max.com/
・インスタグラム:https://www.instagram.com/sake.max/
・FB:https://www.facebook.com/sake.max.himi