【売木林業㈱】伐採した木材を再利用できる「屋敷林伐採サービス」事業立案により、新規顧客獲得へ!

◆相談者について

売木林業株式会社 様

売木林業株式会社さんは、建築の解体工事を中心に、住宅リフォームなど暮らしに関する事業を展開されています。相談当初は林業事業をされてはいなかったものの、もともと長野県売木村のヒノキを使用した高級住宅の建築事業を手がけられていたことから、「売木林業」と社名がつけられたとのことでした。

◆相談の背景

社名に「林業」が記載されていることからも、林業関係の問い合わせが数多くあり、林業分野で新たな取り組みを行うことができないかということで、ヒミビズにご相談にお越しになりました。

 

◆ヒミビズからのご提案

社会課題解決につながる「屋敷林伐採サービス」の開発アドバイス・事業者マッチング・情報発信をサポート!

坂下さんからお話をお伺いする中で、「『屋敷林』の管理ができなくなって困っている」という相談が多く寄せられていること、これまでにも可能な範囲で屋敷林管理のサポートを行ってきたことが分かりました。

屋敷林とは、屋敷の周囲に植えられた林のことで、主に台風や季節風の影響を弱めたり、敷地内の積雪を少なくすることを目的に植えられています。しかし、核家族化や居住者の高齢化などの影響により、管理ができず放置されたまま空き家になるなど、屋敷林の管理は社会問題となってきています。

ヒミビズでは、社会問題にもなっており、地域ニーズの高い「屋敷林の伐採」についてサービス化していくのはどうかアドバイス。

事業に取り組むことによって
・伐採した屋敷林は、使用できる木材は再利用を行うことで、屋敷林の伐採に伴う経済的な負担を軽減できるということ
・枝葉の部分は、チップ処理を行うことで、ウッドチップとして活用できるということ
・場合によっては管理ができなくなった空き家の解体についても、一緒にサポートが可能になること
をお伝えさせていただきました。

一方で、屋敷林の伐採にあたっては、専門の伐採技術が必要になるため、ヒミビズにお越しになられていた、㈱河原林業の河原さんとのマッチングを実施。
その後、市内で林業に携わる複数の企業との連携が実現し、屋敷林の伐採サービスを展開していくことになりました。

ヒミビズではサービス開始に向けたホームページやチラシの作成についてアドバイスをさせていただいたほか、プレスリリースの作成などもサポートさせていただきました。

 

◆支援成果

SDGsな取り組みとして新聞・TVで取り上げられたことにより、県内・外からの新規顧客獲得へ!

2021年7月20日に「屋敷林伐採サービス」をリリースすると、地元富山県の新聞2紙(北日本新聞、富山新聞)で取り上げられ、富山県内・外から屋敷林伐採に関する相談が寄せられるようになりました。

その後、地元TV局(チューリップテレビ)や、ケーブルテレビ(能越ケーブルネット)でも取り上げられるなど、管理できない屋敷林を新たな価値に変えていく、SDGsに配慮した取り組みとして、さらに注目が集まってきています。

(能越ケーブル:サンデーひみ)

(チューリップTV)

Himi-Bizでは、売木林業株式会社さんの「屋敷林伐採サービス」を、より多くの方に知っていただけるよう、引き続きサポートしていきたいと思います!

◆事業者概要
売木林業株式会社
・住所:富山県氷見市十二町211-18
・電話番号:0766-91-7531
・HP:https://uruki-co.com/
・FB:https://www.facebook.com/uruki.co/