【専門家コラム】ITアドバイザーが教える、Instagramのフォロワーを増やすための12のポイント

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こんにちは Himi-Biz ITアドバイザーの菊地です。

Himi-Bizでは主に、HPやSNSによる情報発信媒体の立ち上げや運用をサポートしています。

最近は特にInstagramを活用される事業者さんが増えてきました。

Instagramで会社や事業についてPRしていくためにはフォロワーを増やすことが重要です。しかし、なかなかフォロワーが増えず、悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?

今回は、フォロワーが多い人気の企業アカウントがどのようにInstagramを運用しているのか、ITアドバイザーの目線で調査してみました。

その結果、対象アカウントに共通する12の類似点を発見することができたため、以下に紹介します。

※全国的に知名度の高い企業の中には数十万~数百万のフォロワーがいるアカウントもありますが、今回は地域性も鑑みて、氷見市内のフォロワー数4千人以上の企業アカウントのみを調査しました。

■フォロワーが多いInstagramアカウントの共通点

1.ユーザー名(屋号)が横文字

今回調査したアカウントのほとんどが、横文字(英語やローマ字)のユーザー名を使用していることがことが分かりました。

企業アカウントのユーザー名には会社名や屋号を使用することが一般的ですが、最近は横文字の屋号を付けられる事業者さんが増えてきているため、その影響かもしれません。フォロワー数の増加に効果があるかどうかまでは分かりませんが、Instagramのユーザーは若い人が多いため、横文字に対する苦手意識が低く、抵抗なくフォローしてもらえるのかもしれませんね。

2.ユーザー名にキーワードを追加している

ユーザー名は会社名や屋号を設定するのが一般的ですが、フォロワーが多いアカウントのユーザー名は、会社名や屋号の後ろに「カフェ」「脱毛」などのキーワードを付けていることが分かりました。ユーザー名に検索されやすいキーワードを付けることで、アカウントを見つけてもらいやすくなるのでしょう。


(私が運用している、氷見市の地域情報アカウント

3.投稿頻度が多い

これは予想通りでしたが、フォロワーが多いアカウントは共通して投稿頻度が非常に多いことが確認できました。

最低でも週2~3回、多いアカウントは1日に1~2回投稿されていました。投稿頻度が多いということはそれだけ人の目に増える機会が増えるため、当然と言えば当然ですが、フォロワー数の増加にも効果があるようですね。

4.映える写真を投稿している

Instagramの魅力の1つが画像編集機能です。

フィルターをかけることで、明るさや色合いなどを簡単に調整して投稿することができます。美しく編集された写真や映像は、Instagramユーザーの心を掴みます。

5.複数の写真を同時投稿している

Instagramのフィード投稿では写真や動画を最大10枚(本)まで同時に投稿することができます。

この機能を「カルーセル投稿」といいます。カルーセル投稿を活用することで、商品などの多面的な魅力をしっかりと伝えることができるとともに、閲覧時間やエンゲージメント(=ユーザーの反応)を伸ばすことにもつながります。

6.キャプションをしっかり書いている

キャプションとは、写真や動画の投稿時に付け加えられる説明文のことです。Instagramは写真や動画が中心のSNSということもあり、キャプション(文章)を短くまとめて書いている人が多いと思います。フォロワーが多いアカウントでは、多くて50行~100行程度かけて伝えたいことをしっかりとキャプションに書かれています。写真や動画だけでは読み取りにくい投稿者の思いや背景をしっかりと伝えることがフォロワー増加に繋がっているのかもしれませんね。

7.オーナーやスタッフが顔出ししている

フォロワーが多いアカウントの中にはオーナーやスタッフの方が登場しているアカウントもあります。人の顔が写っている写真や動画の方が、人が写っていない投稿と比べて「いいね」の数が多くなる傾向があるようです。親近感を抱いてもらえる分、フォローもされやすいのではないでしょうか。

8.メンションやタグ付けをしている

フォロワーが多い企業アカウントは、投稿の中に他のアカウントのユーザーネーム(ID)を追加することができる「メンション」や「タグ付け」という機能を活用していました。

キャプションに取引先の紹介を掲載するとともにメンションやタグ付けをすると、より多くのInstagramユーザーにアプローチすることができます。

9.投稿に位置情報を追加している

Instagramの投稿には、その写真を撮影した場所や投稿した場所の位置情報を追加することができます。

きちんとプロフィール設定ができていれば、自分のお店の位置情報を追加することもできます。お店を訪れたお客様がお店の位置情報を追加して投稿してくれることもあります。そうすると、その位置情報からお店のアカウントを見つけてくれることがあるため、新規フォロワーの獲得が期待できます。

10.リールを活用している

フォロワーが多いアカウントの多くは、フィード投稿だけでなくリール投稿(Tiktokのような縦長ショート動画)も積極的に活用されています。

ストーリーズと似ていますが、ストーリーズとは異なり24時間で消えないため、より多くのユーザーに見てもらうことができ、フォロワーの増加につながっていると考えられます。

11.ハイライトを活用している

Instagramにはストーリーズという投稿機能がありますが、これは投稿してから24時間経過すると自動的に消えるようになっています。しかし、ストーリーズに投稿した内容をハイライトに登録することで、いつまでも残すことができます。しかもハイライトは分類して整理することができるため、お店のメニューや取扱商品、施設の紹介など情報を整理して掲載することで、お客様が必要な情報をわかりやすく伝えることができます。

12.HPなど、他サイトからリンクしている

フォロワーが多いアカウントはSNSだけでなくHPやECサイトなど、SNS以外のサイトも運営されている事業者が多くいました。HPやECサイト内にInstagramアカウントへのリンクを張ることで、フォロワーの増加につなげているようです。

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上記12項目を参考に、私が運営している氷見市の地域情報アカウントでも以下の改善を実施してみました。

・ユーザー名にキーワードを追加する
・1日1回~2回の投稿を心がける
・インスタ映えするグルメ系の投稿を増やす
・フィード投稿の写真枚数を増やす
・キャプションを少し多めに書く
・写真にキャラクターの画像を入れる
・投稿にメンションやタグ付けをする
・時々リールを投稿する
・HPからInstagramにリンクする

※位置情報とハイライトの活用は元々していました。

すると、改善してはじめてから2か月程で、フォロワーが増えるペースが約1.5倍以上に増加しました!

フォロワーが思うように増えずに悩んでおられる方は、ぜひこの記事を参考にInstagramを運用してみてくださいね。

Himi-Bizでも、Instagramの立ち上げから基本的な使い方、効果的な発信方法などをサポートしています。

なにかご不明な点があれば、いつでも相談しにきてくださいね。

ご相談をお待ちしております!