ホームページのSEO 〜part.2 タグ・キーワードを設定しよう〜

\ホームページのSEO 〜part.2 タグ・キーワードを設定しよう〜/

こんにちは、Himi-BizのITアドバイザー菊地です。

Himi-Bizでは、HP・SNSの立ち上げや運用などをサポートしています。

前回に引き続き、HPのSEO(検索エンジンで上位に表示される確率を高めるための取り組み)について解説させていただきます。

▶part.1(Googleにインデックス登録を申請しよう):https://himi-biz.net/2023/06/09/5570/

■キーワードの選び方

Googleなどの検索エンジンから自社のHPを見つけてもらうためには、適切なキーワードをHP内に埋め込む(加える)ことが重要です。

適切なキーワードを選定することで検索エンジンでの表示回数や順位の向上につながります。慎重に検討しましょう。

① ターゲットの分析

HPのターゲットとなる人はどんな人か。
若者、シニア層、男性、女性、業界人…など、ターゲットの属性によって求める知識や関心、検索表現が異なります。

たとえば業界人に向けて発信したい場合、その道に詳しい人しか分からない業界の専門用語や製品の型番など、具体的な情報で検索される可能性が高いため、一般的な表現のほかに専門用語をHP内に記載するなどの工夫が求められます。

ターゲットがどんな人物なのか、どんな情報を必要としているのかを見極めることで、最適なキーワードを選定することができます。

② 競合の分析

競合他社がHPのタイトルタグ、メタディスクリプション、見出しタグにどのようなキーワードを使用しているのか調査し、分析しましょう。

検索上位表示を狙う際の一つの指標として参考にしながら、自社に最適なキーワードを研究しましょう。

(タイトルタグ、メタディスクリプション、見出しタグについては、後ほど説明します)

③ キーワードの分析

GoogleキーワードプランナーGoogleトレンドラッコキーワードといった無料のキーワード調査ツールを使用し、関連するキーワードを探したり、検索ボリューム(検索される量)や競合度を調べましょう。

上記の分析結果を元に、検索ボリュームが多くて、競合度が低く、かつターゲットにマッチしたキーワードを選定しましょう。

例えば、「ラーメン」「カフェ」「美容院」といったキーワードは、“ビッグワード”といって誰もが使用する、ごく一般的な単語です。

ビッグワードは競合度が非常に高く、検索結果の上位表示が非常に難しいです。
そのため競合が少ないスモールワードを使ったり、複数のキーワードを組み合わせるようにしましょう。

特に地方の場合は、地域名と組み合わせることでターゲットに届きやすくなります。

(例)
ラーメン → 富山発!豚骨ベースの濃厚こってり醤油ラーメン
カフェ  → 氷見で海が見えるボタニカルカフェ
美容院  → 子連れでも安心のキッズルームのある美容院

■HTMLタグの最適化

ここまでキーワードの選定方法について説明してきましたが、選定したキーワードは、HPの適切な場所に埋め込む(加える)必要があります。

主に埋め込むべき場所は、①タイトルタグ、②メタディスクリプション、③見出しタグ(H1~H6タグ)の3つです。

適切に埋め込むことで、検索エンジンからの評価を向上させ、HPの表示順位を上げる効果が期待できます。

① タイトルタグの最適化

タイトルタグとは、ページの内容を表したページ名のことです。
検索結果の1行目に表示されるため、パッと見て何のページか分かることが重要です。
30文字程度しか表示されないため、文章は30文字程度にまとめましょう。

※トップページの場合は、
【サイト名】(例:氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Biz)、
サブページの場合は、
【ページ名】+【サイト名】の組み合わせ(例:支援実績 – 氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Biz)
にするのが一般的で分かりやすく、SEOにも効果的です。

② メタディスクリプションの最適化

メタディスクリプションとは、ページの説明として検索結果に表示される文章です。
検索されやすいキーワードを組み込みつつ、そのページの内容を要約した文章にする必要があります。

以前は100~120文字程度が最適とされていましたが、現在は80文字程度しか検索結果に表示されないため、80文字程度にまとめましょう。

タイトルタグとメタディスクリプションは、Googleの検索結果にこのように表示されます。

③ 見出しタグ(H1~H6タグ)の最適化

見出しタグとは、ページの重要なテーマや文章の構成を、読者や検索エンジンにわかりやすく伝えるために設定するタグです。

適切な順序で見出しタグを設定することでコンテンツの構造が分かりやすくなり、検索されやすいキーワードを使用することで、SEOにも効果が期待できます。

ページタイトル(H1タグ)

●大見出し(H2タグ)

・中見出し(H3タグ)

-小見出し(H4タグ)

-小見出し(H4タグ)

・中見出し(H3タグ)

-小見出し(H4タグ)

-小見出し(H4タグ)

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いかがだったでしょうか?

少し難しい部分もあったかと思いますが、せっかくHPを作ったのであれば、できるだけ多くの人に見てもらいたいですよね。

タイトルタグやメタディスクリプション、見出しタグの設定方法は、Himi-Bizでも個別にサポートしています。

なにか分からないことがあれば、いつでもHimi-Bizまでご相談くださいね。

ぜひ、一緒にHPを改善していきましょう!