
◆相談者について
氷見あいやまガーデン 様
相談者:増井さん
相談内容:来園者を増加させたい。クラウドファンディングの方法や広報・PR戦略方法を知りたい。
◆相談の背景
氷見あいやまガーデンさんは、2009年にオープンした氷見市稲積にある広大な西洋風庭園です。
富山湾と立山連峰を一望できる丘の上に位置しており、東京ドーム4個分となる約6万坪の敷地には、桜、チューリップ、シャクナゲ、バラ、アジサイ、ユリ、ダリア、紅葉、椿、クリスマスローズなど、四季折々の花々が咲き誇っています。

散策やデート、コスプレ撮影、ウェディングフォトなどにも活用されており、これまでの累計来場者数はなんと約50万人!
氷見の中でも貴重な「景色」「花」「写真」「体験」を楽しめる観光施設です。
しかし近年は、コロナウイルスによる外出自粛や能登半島地震、連年の猛暑といった自然災害の影響により、入園者数が減少傾向に。
さらに昨年、園内中心部にある「フォーマルガーデン」のシンボルとして親しまれてきたヒメツゲが、害虫被害により全滅。長年大切に育てられてきた庭園の象徴が失われてしまいました。

「逆境を乗り越え、失われた景観を新しい魅力に変えていきたい」と、Himi-Bizにお越しくださいました。
◆ヒミビズからのご提案
強みを活かして、企画開発、クラウドファンディング、広報・PR戦略までトータルでサポート
・氷見あいやまガーデンならではの強みを再整理
お話を伺う中でまず着目したのが、氷見あいやまガーデンさんが持つ庭園そのものの魅力と、圧倒的なロケーションの力でした。
富山湾を見渡せること。雄大な立山連峰を望めること。丘に広がる開放的な庭園であること。四季折々の花が楽しめること。写真を撮りたくなる景色があること。
これらは、氷見市内や県内の他施設が簡単に真似できるものではありません。

一方で、ただ「花がきれいな庭園」と発信するだけでは、他の観光地との差別化が難しい面があります。
そこで重視したのが、氷見あいやまガーデンさんの魅力を「氷見らしさ」と接続することでした。
軸になったのが「氷見の青」です。
氷見には、富山湾の青や空の青、商店街のアーケード、商品パッケージなど、まちの中にさまざまな青色が見かけられます。
昨年から、氷見の暮らしに息づく「青色」をブランド化する「氷見ブループロジェクト」も立ち上がりました。
富山湾と立山連峰を望む展望エリアに、青い花として知名度のある「ネモフィラ」を植えることで、「氷見の青」と「ネモフィラの青」が重なり合う、新しい絶景が生まれるのではないか。
この視点から生まれたのが、「富山に“青い絶景”を―1万本のネモフィラプロジェクト」です。

もともとネモフィラは霜に弱く、雪国である北陸では冬越しが難しい花といわれていました。
しかし、氷見あいやまガーデンには年間5〜6万株の苗・球根を植栽してきた経験豊富なスタッフや栽培環境があります。
この強みを活かし、北陸では珍しいネモフィラ×氷見の青い絶景を活かした新プロジェクトがスタートしました。
•ピンチをチャンスに変えるべく、クラウドファンディングに挑戦!
ネモフィラ1万株を植えるに当たり、種や肥料、土壌改良費用が必要になったため、クラウドファンディングに挑戦することになりました。
Himi-Bizでは、クラウドファンディングのページづくりや伝え方、返礼品設計などをトータルサポート。
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クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/toyama-nemophila
「ネモフィラを植えたいので支援してください」と伝えるのではなく、
なぜ今、このプロジェクトが必要なのか。どんな困難を乗り越えようとしているのか。ヒメツゲが失われた庭園を、どう再生しようとしているのか。なぜネモフィラなのか。なぜ氷見の青とつながるのか。支援した人にとって、どんな意味のあるプロジェクトなのか。
これまでのストーリーを整理し、応援・協力してもらえるよう、ページの作り込みを行いました。
また、返礼品についても、支援して終わりではなく「完成した景色を見に行きたい」「また訪れたい」と思ってもらえる導線を意識しながら設計を進めました。
近年のクラウドファンディングは、資金調達だけでなく、テストマーケティングやファンづくりのツールとしても活用されています。
「自分もこの景色づくりに関わっている」「氷見あいやまガーデンに行ってみたい」と感じてもらえるページになるよう、相談を重ねました。
・派生イベント・企画を作り、複数回来場したくなる仕組みづくりへ。
また、ネモフィラを見に来た来園者の方により楽しんでもらうためにも、「ネモフィラフェア」と称して関連イベントや関連企画を立ち上げるようアドバイス。
ネモフィラをイメージした限定ドリンク「ブルーカルピス」や「ブルークリームソーダ」を販売したほか、マルシェイベント・花のワークショップなどを開催。


GWには期間限定で園内をブルーのイルミネーションでライトアップした夜間営業も行いました。
花を見るだけではなく、飲食やマルシェ、ワークショップ、夜のライトアップなど多数の企画を組み合わせることで、複数回来園するきっかけを生み出しました。
◆支援成果
約2週間のイベントで昨年の総来場者数を上回る、1万8,000人が来場!
プレスリリースも積極的に活用して広報した結果、クラウドファンディングは、目標を超える120万円以上を達成!
来園者らと共にネモフィラを植栽し、スタッフ達が丁寧にお世話をした結果、氷見の丘の上に一面ネモフィラが咲き誇りました!

2026年4月24日から5月10日にかけて、ネモフィラの見頃を迎えるタイミングで無事に「ネモフィラフェア」が開催されました。
北陸ではあまり見られないネモフィラが見られるとあって、イベント期間中は大盛況!
入園までに1時間以上の行列ができたほか、ネモフィラをイメージした限定ドリンク「ブルーカルピス」や「ブルークリームソーダ」も連日完売するなど、大きな反響を呼びました。

期間中には、昨年の総来場者数を超える約1万8,000人が来場!
見事、ピンチをチャンスに変えて多くの方に氷見あいやまガーデンの魅力を届けることができました。
【メディア掲載】
2026年1月1日 富山新聞
2026年1月29日 北日本新聞
2026年3月18日 北日本新聞
2026年4月21日 富山新聞
2026年4月22日 北日本新聞
2026年4月26日 北日本新聞
2026年4月30日 北日本新聞
2026年5月20日 北日本新聞


ネモフィラフェア開催後も、市内菓子店と連携したフォトコンテストを開催するなど、精力的に活動を続けている氷見あいやまガーデンさん。
氷見の定番観光スポットとして、さらに多くの方に親しまれる場所にしていくべく、Himi-Bizも引き続き全力で伴走していきます。
Himi-Bizでは、事業アイデアの構想段階から、商品・サービス開発、広報・PR戦略まで、伴走型のサポートを行っています。
どう一歩を踏み出せばいいかわからない。自分の強みが何なのか、まだうまく言葉にできない…。
そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください。 あなたの中にある「当たり前」が、実は誰にも真似できない強みかもしれませんよ。
◆事業者概要
あいやまガーデン
・住所:氷見市稲積112番1
・TEL:0766-72-4187
・HP:https://www.aiyamagarden.jp/
・Instagram:https://www.instagram.com/aiyamagarden/
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