【専門家コラム】中小企業のためのChatGPT入門~業務効率アップの第一歩〜

\【専門家コラム】中小企業のためのChatGPT入門~業務効率アップの第一歩/

こんにちは。Himi-Biz ITアドバイザーの菊地です。

今回のコラム記事のテーマは「ChatGPT入門編」です。

デジタルツールや生成AIがビジネスの現場にどんどん浸透している今、「ChatGPT(チャットジーピーティー)」という名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。でも、「AIで何ができるの?」「自分の業務には関係ないかも…」と思っている方もまだまだ少なくありません。

今回は、特に中小企業の皆さまに向けて、生成AIの代表的なツールであるChatGPTとは何か、そしてビジネスでどう活用できるのかを、初心者向けにわかりやすくご紹介します。


■ChatGPTって何?

ChatGPTは、アメリカのOpenAI社が開発したAIチャットツールです。人と会話をするような自然なやりとりができることが特徴で、質問をすれば、それに対して文章で答えてくれます。スマホやパソコンがあれば、誰でも簡単に利用できます。

■どんなことができるの?

ChatGPTは、ビジネスのあらゆる場面でちょっとした「アシスタント」のように使うことができます。以下はその一例です。

1. メールやお知らせ文の下書き作成
社内連絡やお客様へのメールなど、「文面を考えるのに時間がかかる…」というときに、ChatGPTに「◯◯についてのお知らせ文を考えて」と頼むと、自然な文章を提案してくれます。

2. アイデア出しや企画のたたき台作成
「新しい販促キャンペーンを考えたい」「イベントのネーミングを相談したい」など、アイデアを練るときにも活用できます。壁打ち相手として便利です。

3. 資料の要約や説明の書き直し
長い文章を短くまとめたり、難しい内容を簡単な言葉に直したりも得意です。お客様や従業員への説明資料を作るときなどにも役立ちます。

4. 表やリストの作成
「展示会出展の準備項目を表にして」「SNS投稿時のチェック項目をリストで作って」など、テキストベースでの資料作成もできます。

5. 調べ物の第一歩に
検索エンジンのように情報を調べることもできますが、ChatGPTはその情報を会話形式で整理して教えてくれるのが強みです。例えば、「補助金制度について簡単に教えて」などの質問も可能です。

■利用するには?

ChatGPTを利用するにはアカウント登録が必要です。
OpenAIの公式サイト(https://chat.openai.com)にアクセス、またはスマートフォンアプリをインストールして、以下のいずれかの方法で無料のアカウント登録を行います。

・メールアドレス+パスワードの登録
・Googleアカウント、Apple ID などでのログイン連携

登録が完了すれば、すぐにチャット画面から利用を開始することができます。

■使い方は?

基本的な使い方は、「話しかける」だけです。チャット欄に相談したいことや知りたいことを入力すると、ChatGPTが即座に回答してくれます。
例えば、こんなふうに入力してみましょう。

「小規模飲食店向けにSNSで使える販促アイデアを5つ教えて」

「誰に」「何のために」「どんな内容を」「どれくらい」といった条件を具体的に伝えると、より実用的な提案が得られます。

使用例1.文章作成

使用例2.アイデア出し

使用例3.調べ物

■注意点は?

便利なChatGPTですが、注意すべきポイントもあります。

1.情報の正確性に注意
AIが提供する情報は、必ずしも最新・正確とは限りません。重要な判断には、人の手によるファクトチェックが必要です。

2.機密情報の取り扱いに注意
ユーザーが入力した内容はAIの学習のために利用されます。社外秘の情報や個人情報など、機密性の高い内容は入力しないようにしましょう。(入力データを学習させないよう設定することもできます)

3.著作権の侵害に注意
ChatGPT が生成したコンテンツが、既存の著作物と類似している場合、著作権侵害にあたる可能性があります。入力する内容や生成されたコンテンツに著作物が含まれていないかチェックツールなどで確認しましょう。


■まとめ

ChatGPTは、「文章を書く」「アイデアを出す」「情報を整理する」といった日常業務をサポートしてくれる、頼れるAIツールです。

難しい操作は不要で、アカウント登録さえすれば、すぐに利用できます。

「ちょっとした相談相手」や「発想のきっかけ」が欲しいとき、ChatGPTを活用することで、業務の効率化やアイデア創出につながるはずです。

人口減少が加速し、深刻な人手不足に直面する地方の中小企業にとって、限られた人材と時間で成果を上げるためには、AIを“新しいチームメンバー”として迎え入れることが、今後ますます重要になってくるでしょう。

実はこの記事もChatGPTの力を借りることで短時間で書き上げました。あなたもぜひ試してみてはいかがでしょうか?

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